ChatGPTのおすすめデスクトップアプリ2選

皆さん”ChatGPT”は活用されていますでしょうか?

昨年12月の公開から1年すら経っていないのにも関わらず数えきれないほどのサービスが作られ、その活躍は留まるところを知りません。
私自身も日々ChatGPTとの会話を楽しんでいる一人です。

今回はそんなChatGPTを一層便利に使えるWindowsアプリをご紹介したいと思います!

Chat AI Desktop App

Chat AI Desktop App

一つ目にご紹介するのは、Sonny LazuardiさんがGitHubにて公開されている、タスクバー常駐型のチャットアプリです。
WindowsとMacOSで利用することができます。

ChatGPTのデスクトップアプリは数多くリリースされていますが、こちらのアプリの特徴は何といっても圧倒的シンプルさ

余計や装飾や煩雑な設定項目は一切ありませんし、常駐しているため思い立ったときにすぐに会話を始めることができます

また、このようなデスクトップアプリは有料のAPIを使用するものが多いのですが、こちらのアプリはOpenAIアカウントでのログインで使用することもできるので、無料でChatGPTとの会話が楽しめます!

ダウンロードはこちら(GitHubのReleasesへ繋がります)


2種類の動作モードがあります


タスクバーのアイコンを右クリックすることで動作モードを切り替えることができます。
動作モードは「Webモード」「APIモード」から選ぶことができます。

●Webモード

Chat AI Desktop App web 1
Chat AI Desktop App web 2

WebモードはOpenAIのアカウントでログインして使用するモードです。
ブラウザから利用するのと同じ形になるので、課金は不要です。

Chat AI Desktop App web 3

左上のハンバーガーボタンをクリックすることで、チャット履歴へのアクセスが可能です。

Webモードの制約として、GPT-4を利用するためにはChatGPT plus(月額2800円)の契約が必要なことと、プロンプトが利用できない点が挙げられます。
これらを利用したい方は次に挙げるAPIモードがオススメです。

●APIモード

Chat AI Desktop App api 1
Chat AI Desktop App api 2

APIキーを使用するモードです。

APIは従量課金制ですが、システムプロンプトが指定できる点GPT-4が利用できる点、また生成速度が速い点がメリットになります。

課金といってもGTP-3.5を利用する場合は激安(1万文字分のやり取りで3円くらい)なので、私は基本APIで使用しています。

デメリットもあります😢
Chat AI Desktop App api 3


Chat AI Desktop Appのデメリットとして「コードを出力させるとはみ出してしまう」点が挙げられます。

ウィンドウサイズが固定されており、また横スクロールする機能もないので、コードを生成させると多くの場合横にはみ出て見えなくなってしまいます(コピペすることはできます)。

コード生成を多用する方は不便かと思いますので、その場合は次に紹介するアプリがオススメです。




bettergpt.chat

続きまして、デスクトップアプリと言いながらWebアプリのご紹介になります。
こちらはAPIが必須となっていますが、シンプルでありながらも多くの設定項目や便利な機があり、ChatGPTをもっと活用したい方にお勧めのアプリとなっています。
以下にその機能の一部をご紹介いたします。

bettergpt.chat 公式サイトはこちら


・メッセージを割り込ませることができる

メッセージの間にある+マークを押すことで、新しいメッセージを割り込ませることが可能です。
上記の画像はレシピの材料を追加して指示した例になります。
以前の会話を保持しつつ、要素を追加して生成しなおしたい場合などにとても便利な機能となっています。

・システムプロンプトを途中で指定できる

上の画像のように、プロンプトを会話の途中で指定することができます。
最初の指定のみだと思うようなキャラクターにならなかったり、途中で崩壊を始めたりすることが多いため随時適切なプロンプトを指示してあげることで思い通りの生成ができる可能性が高くなります。

・課金額メーター

チャット欄の右上に、その会話内での使用トークン数と課金額($)が表示されるようになっています。
GPT-4は特に高額なため、使いすぎ防止のために活用したいところです。

・会話の編集機能、再生成、プレーンテキスト化、順番入れ替えなど便利機能多数

各メッセージの右下には上の画像のようなボタンがあります。
左から
・ChatGPTからの回答の再生成
・メッセージ順番の入れ替え
・リッチテキストとプレーンテキストの切り替え
・メッセージのコピー
・内容の編集
・メッセージの削除
となっています。


リッチテキストとプレーンテキストの切り替えはこのようになります。

・プロンプトライブラリ

自分で作成したプロンプトや拾ってきたプロンプトなどをライブラリとして保存することが可能です。
新しい会話を立ち上げた際にすぐに呼び出すことができるため、効率的な生成が可能になります。

・高度な設定機能

詳細設定欄には更に高度な設定項目があります。
ここは基本的にはデフォルト値で問題ありませんが、生成内容に一工夫加えたい場合は調節してみるといいかもしれません。


ChatGPTを活用しましょう!

今回はChatGPTを利用する上でおすすめのアプリを2つ紹介いたしました。

私の場合は1言、2言で終わるような簡単な会話をChat AI Desktop App、コード出力や長文の生成などはbettergpt.chatを使用するといった使い分けをしています。

皆様のChatGPTライフがもっと便利なものになりますように!