今回はお世話になっているカメラマンさんの自宅に作った三脚ラックを紹介していこうと思います。
といっても作業に夢中であまり写真が撮れていないので簡易的な紹介になります🙇
コンセプトを決める
まず設置前の状態がこちら(三脚類は抜いてあります)
玄関横の隙間にカゴ台車を置いて三脚を納めていたのですが、三脚同士が重なったり奥に行ってしまい、とても取りにくかったとのこと。
またメインの収納棚も手一杯で、もっと収納が増やせたら嬉しいとのことでした。
ということで今回のコンセプトは
奥の物が取りやすくなるような工夫をする
上部の空間に棚を設置して有効活用する
の2点に決めました。
またできる限り安価に済ませるため、材料は2×4サイズの木材をメインに使用することにしました。
2×4材は安価で丈夫なのでオススメ
サイズを測定し、必要材料を洗い出し、ホームセンターにて材料を購入しました。
また木材は全てカットサービスを利用し必要寸法に加工してもらいました。
店にも依ると思うのですが、カットサービスはミリ単位の精度が出るので、基本的にはバリ処理のみで使用することができます。
棚を作る
まずは棚を取り付けるための柱を作ります。
賃貸物件でネジ止めをすることができないので、2×4材を突っ張り棒化できるブラケットを使用しました。
突っ張りブラケットは超便利
注意点としては、突っ張り部分の伸びる長さがかなり短いため、2×4材が短いと天井まで届きません。
ブラケットのパッケージ裏側には「必要寸法から何mm短くしてください」との記載はあるのですが、
念のため少し長めに切ってもらって現地で切って調節するのが安全です。
突っ張りブラケットの寸法はシビアなので注意!

そうしてできた棚がこちらになります。(実際はブレーカーに掛からないようにしています)
写真が無いのですがこの下にもう一段取り付けて2段になっております。
ラック部を作る

これはラックの土台となる板です。
奥の物が取り出しやすくなるように、ラックを複数ブロックに分割し、土台に車輪を付けて各ブロックごとに手前に引き出せるようにします。
引き出し式にして奥の物も取り出しやすく
一番右のブロックの完成系です。
浮いているのが分かると思うのですが、この下に車輪がついており引っ張ると前後に動くようになっております。
当初、三脚ラックの外装は完全に板張りにしようかと思ったのですが、一枚板が非常に高価だったため2×4材とアングル金具を組み合わせて作成いたしました。
2×4材で統一することで安価に
こちらのアングル金具、本来は木材の外側につけるものなのですが、スペースが限られていたのと見た目の良さを優先して内側から打ち込む形にしております
アングル金具は内側に使うと見た目がGOOD
完成
そんなこんなで完成です!
左の2ブロックは玄関の出入りに邪魔にならないように奥行を小さくしました。
気になる材料費は…
約38000円
になります。
安くはないですが、完全オーダーメイドの棚と考えると悪くないのではないでしょうか?
この記事が皆様のDIYライフの参考になりますと幸いです!